友人のWさんの住まいが完成したので、早速、訪問したところ、せっかく新居ができたというのに、なぜか皆落ち込んでいます。材料を吟味してつくつた、大きくて立派な建物であるにもかかわらず、なんとも、ゆとりが感じられない、窮屈で住み心地の悪い家だと言うのです。いったい、どうしたというのでしょうか。この家の間取りを見て、その原因がわかりました。部屋数を多くとったために、それぞれの部屋がどれも狭くて、ゆとりがないのです。
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Wさん一家は、思いつくままに部屋数を増やしてしまったようですが、家を新築したり増改築などを行なう際は、やたらに部屋数ばかりを多くするのは禁物です。部屋数は、現在と将来の家族数などを考慮して決めることが好ましく、できるだけ広い部屋づくりを心掛けたいものです。とくに洋間は広さが生命です。いくら良い材料を使って設計された部屋でも、いくら豪華な家具類を買い揃えたインテリアのすばらしい部屋であっても、狭くて住みにくいのでは何にもなりません。部屋数が少なくても、豊かに暮らしたいものです。