最後のカラクリです。チラシなどを見ると、住宅の面積が延床面積と施工床面積という言葉で表示されているのに気付くことがあります。どう違うのでしょうか?延床面積というのは、建築基準法上の面積のことを言います。施工床面積というのは、実際に工事を行う面積のことを言います。当然、施工床面積の方が、面積は広くなります。メーターモジュールと尺モジュールの述いと同じように、ここでも施工床面積で計算した方が、坪単価は安くなるのです。住宅会社にしてみると、お客さんに少しでも安いイメージを持ってもらいたいと考え出した苦肉の策です。ちなみに私も、この施工床面積を採用しています。10年程前までの坪単価は、延床面積で計算していました。しかし、今は違います。延床面積で計算する。そう覚えておいてください。以上で、広告の坪単価を安く見せる三つの方法の説明はおしまいです。これだけのことを話すのですから、私が業界から嫌われるのもおわかりいただけると思います。明日からは用心して道を歩きます。いずれにしろ、家づくりにかかるお金について住宅会社と話をする時は、図面、見積書、資金計画書、この3点がそろった上で最終金額を提示してもらうこと。それが。地獄行きのバスヘ乗らないために、あなたがとるべき抵抗手段です。
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